CHIZURU YOSHINAKA CONSULTING

社会保険労務士吉仲千鶴事務所

わかりやすい人事労務の道標

当事務所の特色

  • 医療機関

事務所は、医療機関(病院・クリニック)様の関与割合が多いのが、まず第一の特色と言えると思います。

医療機関様へは、主に給与関係、福利厚生、制度変更、それに伴う就業規則等規程の制定・改定などのアドバイスや、お手続きをさせていただいております。

医療機関の人事労務担当の方は、労働社会保険諸法令に精通していなければなりませんし、社会保険労務士にとっても、相談・関与の範囲が多岐にわたるため、たいへんやりがいを感じる関与先です。

例えば、小規模の個人クリニックの場合、社会保険(健康保険・厚生年金保険)は任意適用なうえに、院長先生は加入できません。

個人クリニックが法人化するときは、医師国保を保持して厚生年金に加入することもあります。

医療機関を運営している法人が、複数の健保組合に加入する場合もあります。

複数の病院から定期的に給与の支給を受けている医師も多く、二か所以上で社保を適用しなければならないこともあります。

労働時間は、いわゆる月〜金の9時〜17時ではないのが普通です。

土日診療、日直・当直、夜勤、3交替、変形労働時間制など労働時間制度が複雑です。それらは、労働時間把握の方法、給与計算に影響を及ぼします。なかには、労働基準監督署への届出や労働基準監督署長の許可が必要なものもあります。

社会保険適用、労働時間制ともに、複雑多岐にわたりますので、最も社会保険労務士をご活用いただきたいのが、医療機関様です。


  • グローバル企業

医療機関のほかの関与先業種としては、オフィス賃貸、会計コンサル、ITコンサル、出版、商社、製造卸などがございますが、このうち半数ほどは外国資本によるグローバル企業です。

このようなインバウンド系のグローバル企業は出資の本体が海外にあることがほとんどとなります。

人事を統括する人が、必ずしも日本語及び日本の法制度に精通しているわけではないために、当事務所を介して日本の法令に遵守した労務管理手法を取り入れていただいています。


  • ジョブ型雇用

事務所代表の大卒後初の就職先は、米系グローバル金融の日本法人でした。融資担当からスタートして業務管理、財務管理のバックオフィスを経験するなど、総合職的な働き方をしておりました。

同じ会社で働く人のなかにはいわゆる中途採用者も多かったのですが、そのほとんどが高学歴人材(米国の修士・博士等)で、専門性を生かして数年で転職あるいはグループ内転勤して、キャリアアップしていく姿がとても輝いて見えたのを覚えています。

このような高学歴専門職の雇用契約はジョブ・ディスクリプションつまり担当業務内容の説明書が付されたものでした。

ジョブ・ディスクリプション付き雇用契約というのは、近年、日本国内で関心を持たれつつあるジョブ型雇用、つまりその原型であったことに、社会保険労務士となった後で気がついたのです。

近年では、エンジニアだけでなく、マーケティング、法務、税務、人事労務、どれをとっても専門性が高く複雑になってきています。

今、雇用の方向性はジョブ型雇用へ移行せざるを得ないような状況にあると感じています。

ジョブ型雇用というのは、企業の人材需給の調整面からみて効果的であると言えると思いますし、一方で、働く側としても、各人の持てる能力を存分に発揮することができ、また、より適した環境を求めて自主的に行動を起こすことができる働き方と言えるのではないでしょうか。

外資系グローバル企業に限りません。

医療機関の雇用のあり方、特に医師や看護師の雇用契約は、既にジョブ型雇用にかなり近いといえるのではないでしょうか。

当事務所は、これらの知識と経験に裏付けられた、実効力のあるジョブ型雇用を提案し、ひとりひとりとそれぞれの事業に適した雇用契約書(日・英)、就業規則(日・英)を提案し続けております。


  • 法令遵守

事務所代表は、特定社会保険労務士試験の合格後の3年間、厚生労働事務官として東京労働局管轄の労働基準監督署に勤務し、法律解釈相談、労働相談、臨検監督同行、許認可業務(断続労働許可、宿・日直許可、解雇予告除外認定)の経験と実績があります。

労働基準監督官(司法警察員)の傍で日々の業務に従事したことよって、多種多様な事業の人事労務の実際を目の当たりにすることができ、また労働基準法をはじめとする労働法令に関し細部にわたって理解を深めることができました。

この深い森の深淵を彷徨うような経験と実績を、余すことなく生かして、法令を遵守したアドバイスをしております。


  • 人事労務の道

人事労務の道は、今般のたび重なる法改正により、深い森の中の細かく枝分かれした見通しのきかない小道のように感じられます。

年々変化し広がっていく人事労務の道筋を前にしたとき、人事を長く経験された方であっても、どの道を進むべきか迷うことがあると思います。

当事務所は、豊かな経験に裏付けられた深い理解のもと、皆様の事業状況に応じて、柔軟でわかりやすい人事労務の道標であり続けます。

医療機関の皆さまへ

医業の発展及び持続可能な社会を実現のためには、まず医療機関で働く職員の皆さまの勤務の環境を最適化することがなによりも大切であると考えております。

職員の満足度と医療の質には高い相関関係があり、職員の満足度が上がれば医療の質が上がり、さらに患者さん(受益者側)の満足度も高くなります。そして、それが地域の評判を押し上げ、将来にわたって医業収益をあげることにつながることになるでしょう。

医療機関は24時間365日の対応が求められることが多いために、また地域によって医師や看護師が偏在しているために、医師法に定める応召義務に基づく職業倫理があるために、また専門研究・自己研鑽という高度な専門職に求められるさまざまな要因が重なることにより、医師をはじめとする医療従事者の勤務が長時間にならざるをえないことが多いのではないかと思います。

長時間労働は、たとえ高い倫理観を持つ医師であっても人としての生活の均衡を欠けば、仕事に対する充実感が下がり、さらに睡眠不足が続けば医療過誤・医療事故を誘発する要因となることが問題視されております。

日勤に続けて当直をして翌日昼まで連続して勤務するとそれだけで28時間ほどの連続勤務となります。2024年度から医師についても時間外労働の上限規制がかかるようになります。一般則(年360時間、月45時間、特別条項年720時間)を超える医師の場合には、時間外労働の上限は年960時間、月100時間となりますが、さらに連続勤務時間の上限を28時間までとし、勤務と勤務の間のインターバルに9時間以上を設けなければならないという規制が同時にかかるようになりますので、当直前後の勤務は今から調整して時間配分を再検討する必要があります。

早いうちから、医師の長時間労働の改善に取り組まれている医療機関では、当直明け勤務を免除していることが多いと思います。しかし、医師が不足している地域、医療機関、診療科、あるいは日によって、当直明けに帰れないで連続勤務をしてしまう医師が多いのではないでしょうか。あるいは、さまざまな要因によって当直明けに帰れる医師と帰れない医師との間に何らかの心理的軋轢がまったくないとは言い切れないのではないでしょうか。

勤務時間及び業務フローを見直し、新しい管理手法(変形労働時間制、交替勤務制、勤務間インターバルの確保、タスクシフティング、複数主治医制、チーム医療、病診連携、地域連携)を導入し普及させることにより、医師をはじめとする医療従事者の長時間労働を解消し、医療機関全体の医療の質を向上させていき、地域の医療を継続的に支え、同時に収益をあげる医療機関であり続けることが、今後ますます求められていくと思います。

当事務所は、労働基準監督署勤務経験による労働法制度の深い知識をベースに、労働時間計算に関する長い経験で培われたスキルを駆使したアドバイスを行うことができます。枠組みとしての法律を最大限に活用して、各種の労働時間制度による時間集計、給与計算、給与の試算、仮集計、本集計などができるエクセル集計表を提供しております。さらに行政に勤務した経験により行政文書的表現を習得しておりますので、上記の制度を各種規程に落とし込む文章化の手法にも長けていると自負しております。このように医療機関ごとにバリエーション豊かでユニークな勤務制度の導入に貢献しております。

サービスの概要

当事務所が提供するサービスは次の3分野となります。


  • 労務相談

雇用契約書の整備(日本語版の他、バイリンガル版、英語版の雇用契約書を提供いたします。)、条件変更交渉(昇給、昇格、転勤、配置転換などの交渉方法をアドバイスします。)、ハラスメント対応の他、離職にまつわるトラブル等の相談に応じます。


  • 制度構築

就業規則(年次有給休暇、変形労働時間制等、パートタイム、有期、高年齢)、給与規程(給与体系、給与テーブル、割増賃金等)、育児介護休業等規程、秘密保持規程、ハラスメント防止規程、出張旅費規程、退職金規程、在宅勤務規程、慶弔見舞金規程、各種労使協定

クライアント様の事業状況に応じて、丁寧にアドバイスいたします。定型・雛形のままを提供することはいたしません。


  • 届出申請

労働社会保険諸法令に関する各種のお手続きを、電子政府の総合窓口eGOV経由で電子申請で提出代行いたします。

実績紹介

当事務所は、時間制度の構築の分野で、数多くの実績がございます。

制度設計(雇用契約、労使協定、就業規則の制定)を提供するにとどまらず、運用におけるアドバイス(勤怠集計のための表計算シートの提供や更新など)も行なっています。


主な導入実績

  • 1箇月単位の変形労働時間制

導入先:病院、クリニック

  • 1年単位の変形労働時間制

導入先:幼稚園

  • フレックスタイム制

導入先:会計コンサルティング

  • 時間単位の年次有給休暇制度

導入先:クリニック

  • 年次有給休暇の計画付与制度

導入先:クリニック

  • 管理監督者範囲の明確化

導入先:病院、クリニック、他

  • 一斉休憩の適用除外協定

導入先:保育園、幼稚園

  • 事業場外みなし協定

導入先:ITコンサルティング


これらのほかにも多様な構築バリエーションがございます。

勤怠管理や時間制度に関してご不明な点やお悩み等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。様々な角度から検討し、それぞれの事業に最適な方法をご案内いたします。

料金設定について

当事務所は顧問契約を基本とさせていただいております。

顧問契約に含む業務は、労務相談、制度構築、届出申請等、当事務所サービス全般にわたります。具体的内容及び料金は、クライアント様の人員規模と需要に応じて、月2万円から月20万円程度の範囲で個別に決めさせていただいております。

設立時のお手続き、就業規則の制定・改定、助成金申請などのみを受託する場合であっても、3か月から1年程度の有期の顧問契約とさせていただいております。

顧問契約期間中は、ご依頼のお手続きだけでなく、関連する労務相談、労働・社会保険関連の法律の解釈などの相談にも対応いたします。

具体的には、お問い合わせをお受けしてからお見積りいたします。

提携先のご紹介

多方面の隣接専門職の先生方と提携しております。

  • 弁護士

国際知財法務(台東区)

企業法務(千代田区)


  • 公認会計士

国際税務会計(千代田区)


  • 税理士

法人税務会計(品川区、目黒区、他)


  • 行政書士

入管事務(港区)

社会保険労務士の紹介

  • 事務所代表

特定社会保険労務士 吉仲千鶴


  • 所属団体

東京都社会保険労務士会 千代田統括支部 千代田支部


  • 資格履歴

2007年 第39回社会保険労務士試験 合格

2008年 社会保険労務士 登録(東京都社会保険労務士会)

2010年 特定社会保険労務士の付記

2014年 全国社会保険労務士会連合会主催 医療労務コンサルタント研修 全過程終了

2018年 公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 医業経営コンサルタント 一次試験合格


  • 職務経歴

2010年度〜2013年度(初頭まで) 東京労働局管轄 労働基準監督署勤務 厚生労働事務官

2011年度〜2012年度 東京都社会保険労務士会 大田支部 会計幹事

2012年度〜2014年度 全国社会保険労務士会連合会主催 特別研修 グループ研修 リーダー(ファシリテーター)

2013年度〜2015年度 (半ばまで)東京都社会保険労務士会 臨海統括支部 会計幹事

2014年度〜2016年度 東京都社会保険労務士会 大田支部 労働条件審査 審査チームリーダー

2017年度 東京都社会保険労務士会 働き方改革支援事業 巡回コンサルタント

2018年度〜 東京都医療勤務環境改善支援センター 医療労務管理アドバイザー


  • 前歴

1982年度〜1985年度 歯科医院 医療事務(学生アルバイト)

1986年度〜1990年度 シティバンク.N.A(現シティグループ)100%出資日本法人 融資・業務管理・ 財務管理

2003年度〜 2009年度 会計事務所 仕訳・決算業務


  • 学歴

1982年3月 東京都立竹早高等学校卒業

1986年3月 日本女子大学 社会福祉学科卒業(社会学士)卒業論文「高齢化社会と医療保険制度の変革」(佐藤進教授 社会保障制度ゼミ)

基本情報

  • 事務所名

社会保険労務士吉仲千鶴事務所


  • 所在地

〒102-0084

東京都千代田区二番町9番3号

アクセス

問い合わせ用 メールアドレス

C.Y.CONSULTING@cy-co.jp


地下鉄有楽町線麹町駅から徒歩1〜2分の至便な場所にございます。

四ツ谷駅からは麹町大通りを千鳥ヶ淵へ向かって徒歩8分程度、市ヶ谷からは日テレ通りを南へ向かって徒歩10分程度、半蔵門駅からは二番町へ向かって徒歩7分程度、永田町からはプリンス通りを北へ向かって徒歩10分程度、赤坂見附からは紀尾井町通りから清水坂を登れば徒歩12分程度でお越しになれます。